月曜日 5月 21 , 2012
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重い骨粗鬆症でも骨量が増加。骨粗鬆症の治療薬って?

★骨は骨吸収と骨形成を繰り返し、3年ほどで入れ替わる
→女性は閉経によって骨吸収が活発になるため、骨量が減少しやすい
★骨粗鬆症で薬物療法を考えるのはどんな人?
→骨粗鬆症と診断された人のほか、骨量が70%以上80%未満かつ、閉経後の女性または50歳以上の男性で、「親が大腿骨の付け根を骨折」「喫煙習慣「過度の飲酒」など、骨折の危険因子がある人329-1
★これまで使われてきた治療薬
→「骨吸収抑制薬」破骨細胞に働きかけて骨が壊されるのを抑えるビスホスホネートと、女性ホルモンと似た作用を持つSERM
→「カルシウム代謝調節薬」主に活性型ビタミンD3。カルシウムが小腸から吸収されるのを助ける
★2010年10月から骨形成促進薬として使われるようになったテリパラチド
→骨芽細胞が骨を作るのを促進する
→重い骨粗鬆症患者の背骨の骨量が、使用開始から1年後に平均で約10%増加したという報告あり329-2
★テリパラチドの治療が受けられるのは、重い骨粗鬆症の患者のみ
→1日1回自分で注射するタイプ。まれに、食欲不振やだるさなどの副作用が起こることがある
→使用期間は2年間。その後はビスホスホネートなどの治療に切り替える

》2010年10月に登場した「テリパラチド」によって、さらに骨量増加が期待できるそうです。これまで使われてきた薬は、「骨吸収抑制薬」や「カルシウム代謝調節薬」。骨吸収抑制剤のうち、「ビスホスホネート」は、背骨や大腿骨の骨折を半分に減らせるというデータが確認されていますが、骨量が非常に低い人、すでに多くの箇所の背骨を骨折している人には効かないという難点が。しかし、新薬の「テリパラチド」では、骨芽細胞が骨を作るのを促進するという画期的な作用を持っているため、使用開始から1年後で治療効果が得られることが多いそうです。骨量が増加すればその後の骨折を予防することが出来るということで、将来的に寝たきりになることを防ぐことにもつながりますね。