呼吸法で自律神経のバランスを正し「鈍感腸」による便秘を改善
★下剤を飲まないと出ない。1週間ほど便秘状態、という40代女性
→腸のMRI画像を撮影すると、大腸のほとんどが便で占められ、便の推定重量は1.5キロだった
★腸には「第二の脳」といわれる神経細胞が存在する
→胃に食べ物を入れると、食べ物の重みで胃が下がり大腸が圧迫される
→大腸は蠕動運動をスタート。便が直腸にくると「第二の脳」が便を感知し、頭の脳に伝える。すると肛門が開き、便が排出される
★腸の組織を顕微鏡で拡大すると、神経細胞が見える
→脳の次に神経細胞が多いのが腸。小腸から大腸の壁に1億個もの神経細胞
→便秘の人は神経細胞が変形。便に反応できなくなって便意をもよおさず、便がたまり続ける「鈍感腸」になっている可能性が高い
★不規則な生活は自律神経に異変をもたらし、神経細胞の機能低下につながる
→交感神経が高い状態では腸の動きが鈍くなり、便が長くとどまり、悪玉菌による腸の炎症により神経細胞が変形すると考えられている
★副交感神経が優位になると、腸の動きが活性化される
→規則正しい生活を行い、ヨガのような長くゆったりした呼吸で体をリラックスさせることもおすすめ
→5秒かけて鼻から息を吸う。口をすぼめて10秒かけて口から息を吐く。この呼吸法を、朝・昼・晩の1日3回、5分ずつ行うと良い
≫下剤を飲まないと出ない、出てもすっきりしない。このような便秘の状態の「鈍感腸」。食事を摂り、大腸が蠕動運動を開始すると腸内の便が動き始め、便が直腸に達したときに便意を感じる、という体の仕組み。このとき、直腸で便があることを感じ取り、脳に伝える「第二の脳」の役割を果たすのが「神経細胞」。ところが、顕微鏡で確認すると、便秘の人ではこの神経細胞に異変が起こっていることが分かるそうです。便が一カ所にとどまり悪玉菌が増殖することが、神経細胞の変形の要因に。そこで、自律神経の乱れを正し、副交感神経の働きを高める呼吸法。「鈍感腸」といわれた女性がこの呼吸法を毎日実践すると、開始2日目、それから2日後にも便が出るという驚きの結果に。呼吸法に加えて規則正しい生活に切り替えることができれば、さらに効果が得られそうです。
さらに記事を読む...
ページ 1 / 365