月曜日 5月 21 , 2012
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Q:高血圧で薬を飲んでいますが,友人は同じ薬を心臓の病気でもらっているそうです。どちらかが間違っているのでしょうか?

高血圧の治療にはいろいろな種類の薬が用いられますが、カルシウム拮抗剤やベータ遮断剤と呼ばれるものは、狭心症や不整脈にも使用されています。薬の作用は、一つの薬に一つというわけではなく、様々な作用を併せ持っています。また同じ作用でも、いろいろな臓器に同時に作用します。たとえば、痛み止めのアスピリンは、熱を下げたり腫れを抑えたりしますが、血が固まるのを防ぐ作用もあるので、血栓症の予防にも使われることがあります。また胃潰瘍の薬のスルピリドは統合失調の薬としても使われますし、喘息の薬が、ケロイドの治療や脳梗塞の治療にも使われるという例もあります。このように、薬には様々な作用があり、治療する病気に合わせて使用するため、説明の仕方も変ってくるのです。